●総括??
気がついたら、来年還暦を迎える年齢になっていた。
高卒で企業に就職し、42年を迎える事になる。
簡単に言えば、「色々ありましたねえ~」。
縁あって結婚し、二人の子供にも恵まれ、一人は岡山、一人は仙台でそれぞれに生活している。
この子達は、ちょうど就職難の時期に当たり、それぞれにそれなりの苦労をしたと思う。
私は長男として生まれ、家を継ぐ思想を子供の頃から教え込まれた。
その敷かれたレールを歩み続けて来たつもりである。
時代は変わり、人口減少と少子高齢化に伴い、地元に働く職場がほとんどない。
「家を継ぐ」絶対条件が欠けてしまった現在、子供達にそれを押しつける事は出来ない。
いずれ私達夫婦の代で、今の家も途絶えてしまうと思っている。
さて、同じ企業に40年以上も務めさせていただいていると、もちろん様々な事が起きる。しかしながら、「感謝」だけは忘れてならないと思う。
*無我夢中で仕事に没頭した20代。
*家族の為はもちろんだが、自分で仕事をコントロールできるようになり、波に乗る30代。
*使命感と責任に押しつぶされそうになりながらも、何とか前進する40代。
*良くも悪くも、あまり波風を立たせたくない50代。
ざっとこんな感じで生きてきたように思う。
総合評価は「並の下」ですね。
何かで見た事があるが、60代は最も出費が多いとか・・・・。
なぜ?
大抵の人は仕事から退き、「セカンドライフ」を満喫するそうである。
こうした場合、収入となるのは「年金」だけになるが、私の場合はそうはいかないでしょう。
身体が動く限りは米作りと畑に没頭しそうな気配だ。
まあ、これが出来るのも土地あってこそで、先祖には感謝する。
あとは、「終活」??、自分の人生の総括をすべき準備に取りかかる時期とか・・・・。
「ボケ」てからではもう遅い!!。
そうかも知れない。が、もう少しは「余韻」を楽しみたい所です。
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