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「虫追い」前ノ沢番楽

7月19日の日曜、前ノ沢番楽による「虫追い」が行われました。

虫追いって何?って感じですね。

これは、稲の害虫を追い払う事を目的とした行事です。7月中旬の暑い時期に、村(部落)の上から下へと田んぼを練り歩いて、稲の害虫を川下の一角に追い詰めて川に流す方法で、全くの迷信とは違い、現実的な意味を持っています。今の時代は防虫剤などが使われますが、昔はやはり多くの人々が集まり、太鼓や何かしらの鳴り物を鳴らし、虫を追ったのだと思われます。各家々から一人ずつ出たりしながら行っていた様です。

稲には様々な虫が被害を与えますが、その他に病気もあります。昔はその病気も虫だと考えられており、重要な行事というよりも「仕事」だったのかも知れません。

それはいいのですが、みなさんご承知の通り19日は秋田県は「大雨洪水警報発令中」で、被害の出た所もあったほどでした。朝から強い雨が降り続く中「虫追い」行事の前に、地区路線の「草刈り」を強行・・・、雨もあれ位降るともう気にしなくなるものだと気づきました。

ずぶ濡れというよりも、カッパを着たまま「川泳ぎ」をしたみたいなもので、それでも事故なく終える事ができました。着替えて番楽講中のみなさんは再度集合。どう考えても外を周るような天気ではなく、やむを得ず神社で「御祈祷獅子」を舞い、豊作祈願して終わりました。

天気が良ければ「直根神社」→「馬蹄観音様」→「番楽大師匠碑前」→「上部落境界地点」→「途中小路渡りの拍子」→「下部落境界地点」→「直根神社」→「お獅子様宿の家」(管理人宅)の順で合計7回は「御祈祷獅子」を舞うという、かなりハードな行事です。

今ではあまり見られなくなってしまいましたが、虫追いの「旗」もあります。今年は是非写真に収めたかったのですが、とても残念です。

番楽講中13団体ありますが、この行事を今もやっているのは、ほんの数えるだけの団体となっていると思います。

という事で、今回は田舎の珍しい行事をご紹介しました。

*「虫追い」ではありませんが、獅子舞の様子を載せてみました。

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